[ワード/四字造語]玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
(2004/03/24 19:28:32)


現在、療養中につき他人との会話から離れている。「vin.spell」や「Board」は文章のやり取りであり、リアルでの会話とはニュアンスが微妙に違うだろう。


交換日記や文通の類いが忘れ去られた昨今。コミュニケーションの最後の砦として残されたものがデジタルベース、というのは何とも複雑な心境だ。

だが、そこで培われた人間関係は自分にとってとても比重が高い。

「打てば響く」ではなく「打って反応する者だけが響く」という持論の元、地理的な問題や時間軸に囚われることなく知り合った人達だからだ。

リアルで会った会わないに関係なく、内面を知ろうとした、あるいは知りたいと思ったことは事実だろう。

Web上で表現されている、その人の感性なりを自分の中で秤に掛け、震えるか震えないかを判断している。

直接、会った者には「兄弟、兄貴」と呼び、女の子には「honey、babe」と呼び、自分の腹を割ってディスカッションしてきた。そこにはシリアスもギャグも織り混ざっている。

自分のコアな部分を曲げてまで水商売に従事してきたつもりだ。
「郷にいれば郷に従え」よろしく、その場の空気を読んできたつもりだ。

その結果、頭をカチ割る羽目に…
これは自業自得だが…

自分を贔屓にしてくれる客がいない訳ではないが、そこで知り合った客からは殆ど連絡がない。最近の元彼女と銀座の姉さんを除いて…

元彼女は、自分のケータイ、メールの直後に大変なことになったのを自分の妹から聞かされ、相当心配し、責任を感じたそうだ。

あ。でも、そりゃ君にはまったく関係ナッシング(苦笑)
銀座の姉さんは全快したら寿司をご馳走してくれるそうだ(笑)

さておき…

客からは殆ど連絡がないことを「心ここにあらず」で接してきた報いだろうか? と自分自身に問い詰めてみた。それも一理あるだろうが、相手もそれほど深い人間関係を築こうと接していた訳ではない、ということが分かったような気がした。

「客」と一括りにしている以上、自分の中でも知らないうちに一線引いているのもあるだろう。


「人間関係」とは「水物」。
温度が熱ければ「湯」に変化し、冷たければ「氷」に変化する。常温のままでは「水臭い」ことが多い。

Webがキッカケで知り合った人には、常温でいられないことのほうが圧倒的に多い。しかも、湯であることの確率が高い。

「掲示板やメールのやり取りで何が分かんねん!?」と思われるかも知れないが、行間の狭間に刻まれている魂の咆吼を聞き逃すことができないからだ。

「物作りたるや熱くあれ!」を信条としている以上、何か心に訴えかけるものが感じられなければ、常温である前に凍りついてしまうだろう。

「サブイ…」(苦笑)


「人間関係」とは「玉石混淆、玉石雑糅」。
良いものと悪いもの、優れたものとつまらないものが入り混じって善悪の区別がない。

だが、「玉石同架、玉石同匱」。
玉も石も同じ棚に置いておくということで、賢人も愚者とともに雑居している。

そして、「玉石同砕、玉石同沈」。
善人も悪人も賢者も愚者も共に滅びる。

玉も石も己の感性ひとつ。
感じるままに。魂の命ずるままに。

唯々諾々、仰人鼻息、曲意逢迎、付和雷同。

これらの考えは一切不要。
己のインテリジェンスに忠実に。
そして、己の方法手段・表現手段でリザルトすれば良いのだ。

蛙鳴蝉噪をば失礼。
徐々に脳が活動を開始したようだ。

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