[ポエトリリック]nymphomania
(2006/04/25 22:51:00)


nymphの羽を そっと撫でる

雨粒のような雫が 煌めいて浮遊する
心地好い 懐かしい微香が 鼻先を掠める

白い花びらが 音もなく水面に舞い降り
脈打つ波紋が 静かに拡がる

 輪郭が滲む
 世界が歪む
 色彩が混じる
 境界が溶ける

ぼんやりと 蜃気楼のように
ゆらゆらと 陽炎のように──


nymphの羽を そっと撫でる

気付かれないように 近づき
指先で そっと撫でる──

溢れ出す愛欲の洪水を
そっと絡め取るように──



コメント

2006年04月25日22:58 vincent.

nymph
【名】
  1. 《ギリシャ神話》ニンフ、精霊、妖精
    ◆少女の姿の半神半人、山・川・木などに住む妖精
    • A swarm of water nymphs flew across the pond.
      水の妖精らの一団が池を飛び越えた。
  2. 美少女、乙女
  3. (水生昆虫などの)若虫、幼虫
【発音】ni'mf、【@】ニンフ、【変化】《複》nymphs
nymphomania
【名】 【発音】ni`mf?me'ini?、【@】ニンフォマニア、【分節】nym・pho・ma・ni・a

Keywords: nymphomania ニンフォマニア ニンフ 精霊 妖精 美少女 乙女 女子色情症

Tags: 世界, 波紋, 花, 輪郭


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