[エッセイ/随想]徒然なるままに
(2007/09/16 06:50:20)


内面の闘争は幾ばくかを晒すことで昇華する。
プロテクトされた硬質な行間から魂が滲む。

誰からも、何も求めない頑な気持ちが、
たったひとつの拠り所。

何も与えてくれはしない。決して。
自らで紡ぎ出すしか手立てはない。


前を向いて歩こう。
傍若無人に。傍らに人無きが若く──、
前だけを向いて歩こう。

独善的に、繋がっていると感じられれば、
それでいいのさ──。何も要らない。

過ぎ去った季節は一陣の風のように──。
目映い季節は過ぎ去った。

現実と非現実。
幻想と云う真実の世界の中で、
──精一杯、ふたりで彩なした。

その軌跡は決して光を失わない。
美しいままに。凍り付いたままに──。


彼女が幸せならば──それでいい。


ただ、逢いたくなったら俺を呼べ。
俺はいつでも君の味方だ。

躊躇は要らない。
いつでも呼べ。迎えに往く。

連れ去ってやる。

Keywords: 季節 現実

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