無意味なことに執着し、意味を持たせる。この行為こそが無意味である。
それは、せねばならない的確な理由を持たない。某かの理由がある時点で、無意味だとは云い難いからだ。
例えば、理由があるうちは極まっている状態とは程遠い。或いは、極まりを追わない求道など、それこそが無意味である。
表層の無意味さと真の無意味さには雲泥の格差がある。
研ぎ澄ませ。鋭利な刃物の如く。
追い求めろ。腹を空かせた餓鬼の如く──。
無意味なことに執着し、意味を持たせる。この行為こそが無意味である。
無意味なことに執着し、それを知り得る意味や理由など、いつしか何の意味も価値もないことを知り至るまで──。
研ぎ澄ませ。鋭利な刃物の如く。
追い求めろ。腹を空かせた餓鬼の如く──。
我が魂の命ずるままに──。
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Tags: 意味, 格差, 無意味, 理由, 餓鬼, 魂
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