真ん中がブレると支えられなくなる。
どちらか一方に傾ぎ、動けなくなる。
心と体の比重。どちらか一方に傾いだ状態ではうまくない。
それは善と悪も同じこと。
シーソーを思い浮かべると理解に容易い。
対を成すもののすべては、どちらか一方に傾いだ状態では本質を表現し得ない。
それらは常に揺れ動き、そのもの足らしめる本質を象ろうとしている。
どちらか一方が色濃く反映されていると感じられるのは、飽くまで、客観視。
それを見る観察者の観点である、と云える。
自身は最後の最後まで揺れている。
主観視とは、最後の最後まで油断しているものなのだ。
故に、観察者の都合に合わせた反映を見せるのだ。
真ん中がブレると支えられなくなる。
どちらか一方に傾ぎ、動けなくなる。
いずれか一方に傾いだ状態が長引けば、それを見る観察者の興味を失う。
観察者の主観とは、動くものにだけ反応するのだ。
──と、そのような観点があることを、自身の主観に加えてみる。
支点が定まらないと、視点が定まらない。
Keywords: 観察 主観 最後 状態 本質
Tags: 主観, 客観, 客観視, 本質, 理解, 観点
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