組み敷こうとするから軋轢が生じる。
独占しようとするから嫉妬心が芽生える。
理解できないことを大義名分に乗せて理由付けしてしまうから、相手のベクトルと自分のベクトルの差分を許容できない。
許容範囲=キャパシティ
だとすると「様々な価値観が存在する」と云う現実を、潔く認めることができる。
様々な価値観を包括することによって得られる喜びは、視野の狭い愚か者には、到底、知り得る由もない。
虚飾を纏うことに飽きたら、面倒になったら、難解なボキャブラリはすべて消失する。
判断の基準に大袈裟な理論は意味を成さない。至極、単純明快。
気分が良いか、悪いか。
感受性豊かな女性との語らいは、どんな美酒よりも、尚より一層、喉を焦がし、胃の腑に内包される。
金子の多寡は自己満足のバロメータ。
資本主義の定めるところの、絶対的で曖昧な価値観ごときに、俺の魂は計れない、括れない、縛れない。
気分が良いか、悪いか。
今、この刹那──。
束の間の「いい気分」を満喫する。
ピュアな魂のディスカッションの渦中では、耳障りの良い綺麗事は空虚な絵空事──。
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