是正案や改革案よりも代替案ありき。
──こちらに注力すべきだろう。
是非や正義を問う前に、
改めるポイントを論ずる前に、
まずは、オルタネイト──。
そんな風に感じる。
前提として、今までのやり方で不足なくやり過ごせたシステム、と云うことを踏まえる。
しかしながら、完璧なシステムと云うものは恐らく存在しない。やがて、そのシステムの揺らぎや綻びを感じる時期に差し掛かる。歴史から学ぶに、江戸幕府も200年ほどで破綻した。
──そこで、冒頭の問題が浮上する。
盲目的、妄信的に縋っていた、或いは、拠り所としていたシステム──そもそも欠陥品で満足していた、と云うことだ。それに気付いたのならば…
既存のものに対する批判、批評、反対などは誰にでもできる。不平不満を垂れ流せば済むからだ。
ただし、これでは何も変わらない。現状維持よりも低次元で停滞する。
ここで初めて、前衛と後衛とが相互に歩み寄れる「代替案」が必要になってくると思うのだ。
真の「温故知新」とは、こう云うことだと感じる。
旧来のシステムに則った「温故知新」とは非常に「頑迷」だ。そして、迷っている割りに決して譲ろうとしない。
甚だ「懐古主義」なだけだと感じる。儒教思想的な歪んだ「年長者を敬えビーム」を感じたりする。
派生的に、、
「頑固」と「頑迷」は似て非なるものだ。頑固さの中には、やはり懐古主義的な要素が含まれるが、それは「昔は良かった」などと云うセンチメンタルなものではない。「俺はこうなんだ」と云う頑さが己の意思を固める。
対する頑迷は迷っているのだ。頑に迷っている──迷走しているのと変わらない。
閑話休題。
僕の思考は過激だが、思想は平和主義・博愛主義と云えるだろう。
「俺について来い」で良好なシステムならば、代替案など出さなくとも良いのだ。態々、捻り出す必要もないだろう。
Go straight.
真っ直ぐに突き進めばいい。
若輩の挑戦なり、古参の世迷い言なり、それらの進言なりを反乱分子として汲まず、網羅、包括できる者。
それが「温故知新」の実践者──。
僕は、そう感じる。
To know new things, learn by studying the old.
Shift from legacy system to modern system.
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