「選ばれた人間」という概念は次元の高低差に関わらず、得てして不都合なものだ。
「出る杭は打たれる」という自答に「出過ぎた杭は打たれない」と自答を被せる。
更に、そもそも杭などに見立てられている時点で、既にかなり低く見られているのだ、と自らに説諭する。
「選ばれた」と云う受動、評価の言葉。決定権が自らにないにも関わらず、この呼称の類いに翻弄されたりする。
喩えようのない確かな実感。
比類なき標準。
僕は一般的なvincent.だ。
*2009.06.25・草稿
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Tags: 不都合, 受動, 概念, 次元, 草稿, 評価
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